今回は、バックアップについて解説いたします。
バックアップ(複製)
サイトを運営していくには、セキュリティ対策と同様にバックアップ(複製)の対策も非常に大切です。
トラブルは、いつ起こるかわかりませんので、定期的にバックアップを行う事は必須です。
トラブルの原因として一例を挙げますと、
誤ってデータを削除してしまった時
ワードプレスの更新やプラグインによるトラブル
テーマのカスタマイズによるトラブルなど
また、
サーバー側による障害
サイトの改ざん・ハッキングなどの被害
パソコンの故障
などが原因として考えられます。
こうした事は、いつ起こるかわかりません。
最悪の場合には、全てのデータが消失してしまう事もありますので注意が必要です。
折角、苦労して作り上げたサイトやブログは大事な資産です。
バックアップを取って保存しておけば、データは失われずに済みますし復元すれば元の状態に戻せます。
バックアップは、ワードプレスのプラグインを利用すれば対応出来ます。
ワードプレスの更新をする前や、新たにプラグインを導入する前などにはすぐにバックアップが出来ます。
また、スケジュールの設定をしておけば、自動でバックアップしてくれる機能もついています。
日頃の管理として、大いに役立ちます。
また、エックスサーバーをご利用の方は、有料になりますがバックアップのデータを提供してくれるサービスもあります。
こちらは、最悪の状態になってしまったらこのサービスを利用すると良いと思います。
突然のトラブルに備えて、バックアップを取ってデータを保存しておくことはサイト運営をしていくには必須です。
以下で紹介するバックアップの方法で、常にサイトを守ってください。
完全に保証できるというわけではありませんが、それでも突然のトラブルを回避するためにも常に対策は万全にしておいてください。
エックスサーバーのバックアップ
レンタルサーバーをエックスサーバーで契約されている方は、自動バックアップ機能が標準で付いています。
これは、エックスサーバー側で1日1回サーバー上のデータを自動でコピーしてくれています。
サーバー領域のWeb・メールデータ → 過去7日分
MySQLデータベース → 過去14日分
また、突然のトラブルによってデータを消失してしまったなどの時にも、バックアップのデータを提供してくれるサービスがあります。
ただし、このサービスは有料となりますので注意してください。
最悪の状況になった時、最終手段として利用すれば良いと思います。
2017年8月現在では、以下の手数料がかかります。
サーバー領域データ → 税込 10,800円
MySQLデータベース → 税込 5,400円
合計で「16,200円」(税込)かかります。
くわしくは、エックスサーバーのホームページで確認してください。
外部リンク エックスサーバー
やはり、日頃からこまめにバックアップを取ることが重要です。
以下のワードプレスのバックアッププラグインを利用して、日頃からバックアップを取ることをおすすめします。
バックアッププラグイン UpdraftPlus
ワードプレスのバックアッププラグインでは「BackWPup」(バックWPアップ)が最も有名で、どこのテーマでも推奨しているプラグインです。
私も、かつては「BackWPup」を利用していました。
しかし、使い続けているうちにエラーが多く出るようになったため、現在は利用していません。
また、復元する際には、ややこしくてわかりづらく作業が面倒というデメリットもあります。
このように、エラーが出たり、復元が円滑に出来ないとバックアップの意味がありませんので「BackWPup」はおすすめできません。
そこで、当サイトでは「UpdraftPlus」(アップドラフトプラス)をおすすめします。
このプラグインは、「BackWPup」より簡単にバックアップや復元が出来ます。
私は「UpdraftPlus」に変更してからは、今のところエラーなどのトラブルも無くきちんとバックアップが取れています。
復元に於いても、非常に簡単に出来ます。
また、スケジュール設定もありますので自動バックアップも可能です。
有料版と無料版がありますが、無料版で十分利用できます。
初心者の方にはもちろん、また現在「BackWPup」を利用されている方にも、ぜひ「UpdraftPlus」のご利用をおすすめします。
それでは、次のページでUpdraftPlusのインストール方法と使い方を解説いたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。