前回の個人情報を掲載するときの注意点に引き続き、ここでは記事で自身の出来事を書くときの注意点について解説します。
自身の出来事などを記事にするときの注意点
ネット上で身元を明かさないで活動される方は、自身の出来事などを記事にすることで個人情報を公開することになりますので注意が必要です。
例えば、ご自身の誕生日での出来事などを細かく記事にしてしまうと、更新日時などで誕生日がわかってしまいます。
プロフィールである程度の個人情報を掲載している方は、記事の内容を照合していくと個人を特定されるヒントになってしまいます。
また、日常の行動範囲を記事にすることも十分な個人情報になります。
自宅や自宅周辺、職場・学校などの情報を記事にすることも個人情報になります。
十分注意が必要です。
自身の出来事などを話題にする場合は、出来る限り大雑把に書くことをおすすめします。
サイトとSNSを連携する場合の注意
SNSは、サイトと連携することによって訪問者を増やす対策のひとつとしてのメリットもあり大変便利です。
しかし、SNSはスマホなどを利用すれば、どこでも現在の状況を簡単に書くことができるため、ついうっかりが出てしまいやすくなります。
リアルに現在地の出来事などを公開することによって、行動範囲が判別されやすくなるため個人を特定されやすくなります。
また、サイトと連携してあると、個人に結びつくヒントがさらに出てしまい特定されやすくなります。
家族や友人などの情報を記事にすることに注意
家族や友人・知人の方の写真や情報を記事にすることは、信頼関係を大切にするためにも慎重に行う必要があります。
家族を内容にした記事などには、自分だけでなく家族の方の個人情報にも関わります。
事細かく書くことによって、家族構成などが判別されやすくなり、さらに個人を特定されやすくなります。
また、友人・知人の方の情報を記事にするときも注意が必要です。
自分以外の方の写真や情報を記事にするときは、必ず相手の方の承諾を得てから行ってください。
相手の方に迷惑が掛からないように、プライバシーを尊重して記事にしてください。
たとえ親しい仲であっても、肖像権やプライバシー権がありますので無断で安易に掲載してはなりません。
場合によっては、プライバシー権や肖像権の侵害となる可能性もあります。
信頼関係を損なわないためにも、くれぐれも慎重に行ってください。
この他にも、ちょっとしたことで個人を特定されることは多々あります。
注意深く書いたとしても、ついうっかり詳しく書いてしまう事もあり得ます。
十分に気を付けてください。
以上が、記事での個人情報の書くときの注意点についての解説になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。