今回は、個人サイト(ブログ)で個人情報を掲載するときの注意点について解説します。
サイトに個人情報を掲載することによるリスク
個人のサイト(ブログ)で、自分の顔写真や氏名・住所・生年月日などの個人情報を掲載することは非常に危険です。
ビジネスとして掲載する場合は別ですが、個人サイトで安易に個人情報を掲載してしまうと個人を特定される恐れがあります。
また、ご自身に関わる方(家族や友人・知人の方など)の写真や記事を掲載する事も同様です。
個人を特定されてしまうと、ネット上で拡散されたり、個人情報を悪用されることがあります。
最悪の場合は、犯罪に利用される恐れもあります。
インターネットは、一度でも情報を公開したら完全に削除することは困難なことです。
読者の方に信頼性や好感度が得られると思い、安易に個人情報を載せてしまうような事は非常に危険です。
ご自身や家族・友人などの写真や記事を掲載する場合には、慎重に行ってください。
また、自身に関する内容の記事や写真などが増えることによって、それがヒントになってしまいます。
くれぐれも慎重に行ってください。
こちらの総務省「個人情報の公開の危険性」も、ぜひお読みください。
自身の個人情報について
プロフィールや自分の出来事などを記事にする場合は、個人情報を載せることと同様という事が大事になります。
自身に関する記事を書くときには、できるだけ大雑把に書く必要があります。
事細かに自らの事を書いてしまうと、個人を特定されてしまう恐れがあります。
最近は、ツイッターやfacebook、インスタグラム等のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を開設されている方も増えてきています。
サイト運営にSNSを連携されている方も多くなり、必須となりつつあります。
SNSの活用は、サイト運営にも非常にメリットがあります。
しかし、写真や現状を詳しく書くことによって個人を特定されやすくなります。
サイトにSNSを連携される場合は、個人を特定されないように注意してください。
Whois情報
ドメイン取得の際の「Whois情報」にも個人情報に注意が必要です。
ドメインを取得すると、Whois情報の公開が義務付けられます。
Whois情報は、ドメイン取得時に代行サービスの設定を行わないと個人情報が流出してしまうので注意が必要です。
代行サービスの設定を行わないと、ドメイン取得時の登録情報が公開されてしまうので、個人で取得されている方には危険です。
代行サービスの設定を行っていれば、ドメイン業者の情報が公開されます。
なお、Whois情報の確認方法など、くわしくはこちらをお読みください。

以上が、サイトで個人情報を掲載するときの注意点についてです。
繰り返しになりますが、サイト作成は個人情報に十分な注意が必要です。
くれぐれも注意しながら慎重に行ってください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。